大阪府は14日、新型コロナウイルス感染者の急増を受け、府内の小中高校・大学に対して部活やクラブ活動の原則中止を要請することを決めた。オンライン授業の活用も求める。期間は15日から5月5日まで。変異ウイルスの拡大で若者にも感染が広がっていることを受け、学校での対策を強化する。
 府内では、バスケットボールやバレーなどの室内競技を中心にクラスター(感染者集団)の発生が複数確認されている。14日夜に開かれた府の対策本部会議で、吉村洋文知事は「特に若い方の感染が増えている状況だ。変異株の影響があろうかと思う」と危機感を示した。
 会議では、府民に不要不急の外出自粛を改めて求めるとともに、期間中の夜間は大阪市内の繁華街を中心に、府職員らが通行人に対して外出自粛を呼び掛けることも決めた。
 会議後、吉村氏は記者団に、「まん延防止等重点措置」などの効果が19日以降も表れなかった場合は「緊急事態宣言に移るべきで、休業要請も含めた強い措置にしなければならない」と語った。宣言発令時には、飲食店に加え、テーマパークや百貨店などの大規模商業施設にも休業要請をすべきだとの考えも示した。 (C)時事通信社