新型コロナウイルスの感染が落ち着いている都道府県への観光支援事業で、政府が第1弾として岩手、高知両県への補助金交付を決定したことが14日、分かった。両県は近く、県民向けに1泊最大7000円を割り引くキャンペーンを始める方針。決定は13日付。
 キャンペーンは、1人1泊当たり5000円を上限に宿泊費の半額を割り引く。旅行期間中の飲食や買い物で使えるクーポン券も2000円分提供する。日帰り観光も同じく1人につき最大計7000円分を割り引く。
 岩手県は4月16日にキャンペーンを始める予定で、49万人の利用を見込む。高知県は29日からで、2万3000人の利用を想定している。両県とも期限は5月末までで、経費は国費で賄われる。
 観光庁は3月末、観光支援事業「Go To トラベル」全国停止の長期化を受け、今回の支援事業を打ち出した。感染が落ち着いている状態を示す「ステージ2」以下の都道府県が対象で、両県の他にも複数の都道府県が補助金交付の申請をしている。 (C)時事通信社