【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は14日、米景気について回復の弾みがつく「転換点」にあるとの認識を改めて示した。新型コロナウイルス感染拡大がリスクとしながらも、「成長と雇用の拡大が加速する局面に入る」と述べた。
 議長はオンラインのイベントで、雇用の完全回復とインフレ率が2%を持続的に上回ることが利上げの再開条件と説明した。一方、量的緩和で購入している米国債を減らす時期は「利上げを検討するかなり前になる」と語った。
 また、失業率が下がってもインフレ率が急上昇しない経済構造になったと分析。金融緩和策の継続が必ずしも景気過熱とインフレ加速につながらないとの見解を示した。 (C)時事通信社