【フランクフルト時事】欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は14日、ユーロ圏では新型コロナウイルス危機が終結するまで、財政および金融政策での支援という「松葉づえ」が必要だと説明した。
 総裁はオンラインのイベントで、「欧州の大半の国はコロナ感染再拡大に見舞われ、不確実性に満ちている」と指摘。ワクチン供給の混乱や入院患者の増加などに言及し、ユーロ圏経済の先行き不透明感はなおも強いとの見解を示した。
 ラガルド氏は、ユーロ圏が深刻な危機を脱したものの、2本の松葉づえが必要な患者を例に挙げ、「歩けるようになるまでは、金融政策と財政政策のいずれのつえも取り払うことを望まないだろう」と語った。 (C)時事通信社