【パリ時事】フランスのマクロン大統領は14日、新型コロナウイルスの感染拡大が子供の精神衛生に悪影響を及ぼしていることを受け、3~17歳の未成年者を対象に、専門家との心理相談を最大10回まで無料とする方針を明らかにした。訪問先の北部ランスの大学病院で語った。
 仏政府は3日から、昨年3月以降3回目となる外出制限を実施。学校が急きょ遠隔授業に移行するなど、子供にとっても不安定な日々が続いている。昨年12月に公表された議会特別調査委員会の報告書は、「18歳未満の若者の半数以上がメンタルヘルスに不安を抱えている」と指摘した。
 マクロン氏は14日、「最初の外出制限では見られなかった、最も若い世代での不安が増加している」と強調。若年層での「コロナうつ」の拡大に危機感を示した。 (C)時事通信社