【北京時事】中国国家統計局が16日発表した今年1~3月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比18.3%増加した。新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が停滞し、6.8%減となった前年同期の反動が鮮明に表れた。
 伸び率は前期(6.5%増)から急加速し、統計局が四半期ごとの数値公表を始めた1992年以降で最高となった。
 中国はコロナ感染の早期封じ込めに成功し、成長率は4四半期連続で加速。これまでのけん引役だったインフラ投資や不動産開発投資、旺盛な外需に加え、出遅れていた消費も勢いを取り戻しつつあり、1~3月期の小売売上高は33.9%増を記録。自動車が65.6%増、スマートフォンなど通信機器も42.4%増と好調だった。
 こうした状況から、今年の成長率は8%台と、政府目標の「6%以上」を大きく上回るとの見方が強まっている。前年は2.3%だった。 (C)時事通信社