東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は16日、東京都内で定例記者会見を開き、4月中に方向性を示すとしている大会時の観客数の上限について、「安心安全最優先を考えると、厳しい考え方を持って臨んでいかなければいけない」と述べた。最終的な判断時期は新型コロナウイルスの感染状況に応じて柔軟に対応するとした従来の方針を繰り返し、5月以降になる可能性を示した。
 観客の上限に関して橋本会長は「どのように対策を講じることで人を入れられるのか、ということも非常に重要」とも指摘した。同会長はこれまで、「状況によっては無観客も想定しないといけない」と発言している。
 橋本会長はまた、自民党の二階俊博幹事長が感染状況次第では東京大会の中止も選択肢になるとの考えを示したことに関し、「組織委としては大会のキャンセル(中止)は考えていない」と改めて否定した。 (C)時事通信社