ソフトバンクと九州大学は16日、新型コロナウイルス対策や国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」、DX(デジタルトランスフォーメーション)などの分野で、最先端の実用化技術の研究や実践を共同で行う「組織対応型連携」を締結した。その第1弾として、ソフトバンクグループ子会社が福岡市内に設立するPCR検査センターで九大病院の医師が助言や指導を行う。 
 ソフトバンクによると、同グループの子会社「SB新型コロナウイルス検査センター」が今月、福岡市内に国内3拠点目となるPCR検査センターを開設する。福岡ではこれまで、同市や久留米市に唾液PCR検査を提供してきた一方、輸送コストがかかっていたことなどからセンター設置を決めた。
 同日開催された連携締結の記者会見で、九大の石橋達朗総長は「(同センターでは)九大病院の専門医が監督、指導していく。また、コロナのほか、SDGsなどでも共同研究を進めていきたい」と述べた一方、ソフトバンクの池田昌人CSR本部本部長も「センターでは医療的なサポートが必要であり、今回の連携を生かしていきたい」と語った。(C)時事通信社