製薬会社の小林化工(福井県あわら市)が製造した皮膚病などの治療薬に睡眠導入剤成分が混入していた問題で、同社が設置した外部の調査委員会は16日、報告書を公表した。「経営陣が違法状態の是正を後回しにし、ひたすら生産の拡大にまい進していた」と指摘。「上位者の指示を絶対視する風潮があった」などと企業風土を問題視し、混入の原因を「承認書と齟齬(そご)した製造や手順が管理されていない状態が放置されていたが故に発生した」と結論付けた。
 外部調査委は同社が昨年12月に設置し、医薬品医療機器総合機構(PMDA)元専門委員1人と弁護士2人の計3人で構成。退職者を含む同社関係者89人にヒアリングを実施するなどした。 (C)時事通信社