【ロンドン時事】フィリップ英殿下の葬儀が17日行われたロンドン近郊のウィンザー。王室関連の行事には通常なら大勢の市民が詰め掛けるが、今回は新型コロナウイルス感染への警戒で訪問自粛が呼び掛けられた。ただ「(殿下を見送るため)どうしても来たかった」と電車で足を運んだ人もおり、所々で人混みも発生した。
 王室は人々に対し、感染規制に従ってウィンザーには集まらず、葬儀をテレビなどで見守るよう訴えてきた。町中にはパトロールの警官が配置され、葬儀会場のウィンザー城近くには鉄柵が設けられた。
 城内には一般の人は立ち入れず、この日は公の場での行事も計画されなかった。しかし報道によれば、ウィンザーの鉄道駅や城の付近では、殿下を見送るために訪れた人々の姿が見られた。人々はテレビのインタビューに「殿下の死に心を動かされた。(規制にもかかわらず)来るべきだと思った」「ここに来られてうれしい。彼の人生を振り返る出来事に参加したかった」と口々に語っていた。 (C)時事通信社