【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは21日、メキシコとポーランドで、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの偽物が摘発されたと報じた。メキシコでは80人が接種を受けていたが、健康問題は生じていないという。
 ウォール紙によると、メキシコ警察当局は2月上旬、診療所で偽物のワクチンが投与されているのを発見した。製品番号や接種期限などが、診療所のある州に送られたものと違っていた。ファイザーが、ラベルは偽物と確認。中身の詳細は不明だが、蒸留水が投与されていた可能性がある。
 またポーランド警察当局は1月、男性のアパートでファイザー製ワクチンなどとする液体の入った複数の瓶を押収した。男性は、詐欺容疑で起訴された。投与された人はいなかったとみられる。中身は、他社製の皮膚のしわを防ぐ薬だった。 (C)時事通信社