今夏の東京五輪・パラリンピックで活動する大会ボランティアが22日、大会組織委員会によるオンライン研修を終えた後に取材に応じた。期間中の新型コロナウイルス感染への懸念について、東京体育館で活動予定の松井俊治さん(40)は「不安はあるが、普段の生活でもうがい手洗いを確実にして、密を避けて対応してきた。継続していけば何とか不安を少し払拭(ふっしょく)できるのではないかと考えている」と心境を語った。
 横浜スタジアムを持ち場とすることが決まっている佐竹洋子さん(41)も「希望者はワクチンが打てるようになっていれば、もっと安心感があったのかなと正直なところは思う」と述べ、真夏のマスク着用で熱中症の危険が増すことへの心配も口にした。一方で「できる対策をしっかりすることが大切」とも強調した。
 22日の研修はボランティアのリーダー向けで、心構えについてのディスカッションなどが行われた。松井さんは「充実した研修だった。大会が成功するように準備していきたい」と話し、佐竹さんは「やっと五輪が近づいてきたのを実感できた」と振り返った。 (C)時事通信社