居酒屋大手のワタミが、日本政策投資銀行に100億円程度の資金繰り支援を申し入れたことが22日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた飲食・宿泊事業者などを対象に、政投銀が3月末から始めた支援策を活用する。返済順位が低く資本に近い性質の劣後ローンを中心に、5月中旬にも資金調達する方向で調整している。
 ワタミは営業時間の短縮や一時休業で「ミライザカ」「鳥メロ」といった居酒屋業態が苦戦。2021年3月期の連結純損益は116億円の赤字を見込んでいる。支援金を元手に「焼肉の和民」など、比較的堅調な焼き肉業態の新規出店を加速し、雇用維持と経営の立て直しを目指す。 (C)時事通信社
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