【ニューデリー時事】インド西部マハラシュトラ州ビラールの病院で23日未明(日本時間同午前)、火災が発生し、地元メディアによれば、集中治療室(ICU)にいた新型コロナウイルス感染症の患者少なくとも13人が死亡した。インド政府は23日、全土で1日に33万人以上が新たに新型コロナに感染したと発表している。火災は医療現場の混乱が続くさなかに発生した。
 民放NDTVは「現場に着いた時、3階にあるICUは煙に包まれていた。看護師が2人だけで患者を避難させようとしていた」と語る目撃者の話を報じた。火元は冷房装置とみられている。停電が頻発し、電圧も不安定なインドでは、電気配線や電気機器から火災が発生することが多い。
 新型コロナの感染再拡大により、インド全土では医療崩壊の危機が続いている。医療用酸素や新型コロナワクチン、抗ウイルス薬レムデシビル、病床が不足。首都ニューデリーの病院では、医療用酸素が足りず患者25人が死亡した。 (C)時事通信社