大阪市消防局は23日、新型コロナウイルス感染症患者の救急搬送に最長46時間53分を要したと明らかにした。同日の市のコロナ対策本部会議後に、記者団の取材に語った。
 同局によると、19日に市内からの119番を受け救急車が患者の自宅に到着した後、搬送先の病院が見つかるまで約2日間待機した。患者はこの間、酸素吸入などの処置を受けたという。消防隊員は交代しながら患者に対応した。
 今月12~18日では、救急車が現場に360分以上滞在した事例が計20件あった。今後も増加する見込みだという。救急車の現場到着時間も先月は平均5分だったが、0.9分遅くなった。担当者は「救える命が救えなくなる危険性がある」と危機感を示している。 (C)時事通信社