菅義偉首相は、今月下旬に予定していた就任後初となる伊勢神宮(三重県伊勢市)の参拝を見送る。新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、政府は東京都や関西3府県に25日から3度目の緊急事態宣言を発令。県境をまたぐ移動は適切でないと判断し、宣言解除後に改めて日程を調整する。政府関係者が24日、明らかにした。
 伊勢参拝は歴代首相による新年の恒例行事。しかし、新型コロナの感染拡大で今年1月は取りやめ、25日の参拝を調整していた。
 今回の感染拡大で、今月末からの大型連休中に予定していた外国訪問も中止となった。政府関係者は「(外遊中止は)コロナ対策に専念するという意志を示すためだ。人流を抑えようとしているのに、国内・国外含めて首相が出かけるわけにはいかない」と説明した。 (C)時事通信社