新型コロナウイルスの感染拡大で東京や大阪など4都府県に3度目の緊急事態宣言が発令されて初めての月曜日となった26日朝、東京・丸の内のJR東京駅では足早に職場に向かう多くのサラリーマンの姿が見られ、通勤客からは「人出は変わらない」「むしろ多い」との声が聞かれた。
 同駅丸の内中央口は宣言発令で閉鎖されたが、北口や南口からの人の流れは途絶えず、近くの交差点前は信号待ちで「密」の状態に。バス停には十数人の行列ができた。
 駅地下街は一部の店がシャッターを下ろしていたが、土産物店や飲食店の多くが開店しており、パソコン作業をする人らで満席のカフェもあった。
 川崎市から通勤する会社員男性(64)は「(昨年の)1回目の宣言が解除されて以降、人出に変化はない」ときっぱり。埼玉県川口市から出勤中の40代女性は「むしろきょうは人が多い」と困惑していた。
 政府はテレワークの活用を求めるが、さいたま市の派遣社員の女性(61)は「仕事量が多くて難しい」と言う。女性は「本当は東京に出たくないのだが…」と不安げな様子だった。 (C)時事通信社