熊本県は26日、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、熊本市内で5月6日に予定されている東京五輪聖火リレーについて、公道での実施を取りやめる方向で見直すと発表した。代わりに、ランナーは聖火到着時のセレモニー会場となる屋外の駐車場で、無観客で走行することにしており、東京五輪・パラリンピック組織委員会と詳細を協議する。
 県内の新規感染者数は4月18~24日の1週間で計265人に上り、26日時点の病床使用率は36.6%で国の指標の「ステージ3」に該当する。
 蒲島郁夫知事は同日の記者会見で、感染力の強い変異ウイルスの拡大などを踏まえ、「第4波の感染状況は第3波で経験した時よりもスピード感がある」と指摘。公道での聖火リレー中止に理解を求めた。 (C)時事通信社