Jリーグの村井満チェアマンは27日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言発令により、28日のルヴァンカップから対象地域で無観客開催を余儀なくされることを受け、「思うところはある。お客さまを迎えても危険ではないと社会に伝える力があれば、ストーリーは変わったかもしれない」と無念さをにじませた。オンラインによる理事会後の記者会見で述べた。
 Jリーグは、昨年から感染対策を積み重ねてきた。「胸が熱くなる思いで言葉をのみ込みながら応援されている皆さんを見て、そのおかげで昨年1042試合(開催)できた」。チェアマンはファンの協力も得て、安全な開催を行っていると強調した。
 一方で、鹿島や浦和などビッグクラブでも赤字決算が報告されるなど、クラブ経営は厳しさを増している。今後リーグは、今回の無観客開催による補償を国などに求めていく方針。 (C)時事通信社