各地で増えている公園や路上での飲酒への対策として、小池百合子東京都知事が28日の記者会見で、コンビニに酒類販売を自粛するよう協力を求める考えを示唆する一幕があった。都は飲食店に酒類提供の自粛を要請しているが、コンビニは対象外。発言を受け、都総合防災部は取材に「販売自粛の依頼も検討もしていない」と否定した。
 小池氏は会見で、路上などでの飲酒を厳しく禁じる海外の事例を挙げた上で、路上飲み対策として「いろいろ分析しているが、今なせることは、コンビニの皆さんに酒類の提供について控えるようなご協力をお願いするとか(路上飲み自粛を求める)ポスターを貼り出していただくなど」の方策があると説明。「中長期的にはいろんな方法、考え方をまとめて判断していきたい」と述べた。
 これに関して、総合防災部の担当者は、路上飲み自粛を求めるポスターをコンビニに配るほか「店内放送や店員による呼びかけの協力は検討している」と話したが、「酒類販売を止める法的根拠はない」とした。 (C)時事通信社