東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日、感染症などの専門家から大会運営における新型コロナウイルス対策に関して助言を得る検討会議の第1回会合を東京都内で開いた。6月に判断する会場の観客数上限に関して、専門家から「観客を入れる以上は医療体制に負荷がかかるのは避けられない」との意見や「負荷を抑えても、人流が生じることには注意が必要」との考えが示された。
 専門家会議は6人で構成し、本番までに4度ほど開催する。組織委の中村英正大会開催統括によると、この日は検査の偽陽性への対処やホストタウンの検査体制、大会参加者の行動管理などについても意見交換した。また中村氏は「(会議は)安全安心な大会開催に向けてアドバイスを頂く場。開催すべきか(どうか)という議論はいただいていない」と述べた。 (C)時事通信社