JR北海道が30日発表した2021年3月期連結決算は、純損益が過去最大となる410億円の赤字(前期は19億円の黒字)となった。新型コロナウイルス感染拡大を受け、主力の鉄道運輸収入が半減したことが響いた。
 売上高に当たる営業収益は前期比33.1%減の1119億円。このうち鉄道運輸収入は354億円で、前期比49.8%減少した。小売業やホテル業など、鉄道以外の事業も全て減収減益。列車の減便などコスト削減に努めたが、営業赤字も805億円と過去最大だった。
 22年3月期業績予想は、4月に公表した事業計画通り、営業収益が1255億円、純損益が146億円の赤字を見込む。引き続き新型コロナの影響を強く受けるが、コスト削減や政府支援の活用で経営改善に取り組む考えだ。 (C)時事通信社