コマツ=2022年3月期連結業績予想は増収増益を見込む。主要の建設機械の販売は新型コロナウイルス感染拡大の影響がほぼ解消する見通しで、一般建機、鉱山向け機械ともに多くの地域で需要が膨らむ。 
 一般建機は前年に増加した中国、オセアニア地域を除くすべての地域で増加する見通し。中国に関しては、20年の春節後の販売シーズンがコロナの影響でずれ込んで前期決算に計上した反動で、減少を見込む。
 電話会見した小川啓之社長は「(一般建機は)18年の過去最高並みの受注が入っているが、コロナ影響の反動とも考えられるので下期は注視したい」と語った。また、半導体不足や海上運搬・空輸コストの上昇を問題視し、「阻害要因として考えないといけない」と指摘した。
 21年3月期は減収減益だった。建設機械・車両の販売が下期にかけて回復したものの、上期の需要減や円高のマイナス影響をはね返すには至らなかった。(C)時事通信社