日本たばこ産業(JT)=2021年1~3月期の連結業績は増収増益。国内たばこ事業や医薬事業、加工食品事業での減収を、海外たばこ事業が補った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて各国・地域で渡航制限が実施され、たばこの買いだめが増えた。海外での総販売数量は前年同期比5・8%増の1102億本。台湾や英国などで需要が伸びた。 
 21年12月期通期の連結業績予想は修正なし。新型コロナの感染拡大を受けた渡航制限により、たばこ免税販売の減少などが今後も続くと想定し、減収減益を見込んでいる。
 見浪直博副社長兼最高財務責任者(CFO)は電話会見で「(1~3月期は)非常に大きな貯金ができた」としながらも、新型コロナの影響で「不確定要素が多い」と述べた。(C)時事通信社