【ワシントン時事】米商務省が30日発表した3月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比2.3%上昇となり、2018年8月(2.3%上昇)以来2年7カ月ぶりの大幅な伸びとなった。現金給付を柱とした新型コロナウイルス経済対策などを受けた景気回復が背景。個人所得は前月比で過去最大の伸びとなった。
 物価の伸びは、連邦準備制度理事会(FRB)が長期的な物価目標としている2%に2年4カ月ぶりに達した。変動の大きな食品とエネルギーを除いたコア物価指数も前年同月比1.8%上昇に加速した。
 個人所得は前月比21.1%増と過去最大の伸び。コロナ経済対策の現金給付が押し上げた。個人消費も4.2%増と、景気回復基調を裏付けた。 (C)時事通信社