旅行大手JTBが日本政策投資銀行への支援要請を検討していることが30日、分かった。議決権がない優先株の発行を軸に調整を進めるとみられる。新型コロナウイルスの感染拡大による旅行需要の低迷で、JTBの経営状況は急激に悪化。金融支援を受けて財務基盤を強化するとともに、コロナ収束後をにらんだ成長投資の資金を確保する。
 政投銀は3月、コロナ禍で苦境に立たされた飲食・宿泊業を資金面で支援する500億円規模のファンドを設立した。JTBは同ファンドの活用を念頭に置いているもようだ。 (C)時事通信社