菅義偉首相は2日、楽天グループの三木谷浩史会長兼社長と首相公邸で会い、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関する提言書を受け取った。接種を迅速に進めるため、民間有識者から成るアドバイザリーボードを政府内に設けるなど、民間の知見を積極的に活用するよう求める内容。首相は「接種を迅速に進める」と応じたという。
 三木谷氏は面会後、集団接種について記者団に「オペレーションの問題がある。できる限りのことはするので、民間の力を使ってくださいと話した」と述べ、企業単位の接種などを検討するよう求めたと明かした。提言はノーベル医学生理学賞を受賞した京都大学の本庶佑特別教授、山中伸弥iPS細胞研究所所長や医療関係者、企業経営者ら55人が発起人となり4月28日にインターネット上で公表された。 (C)時事通信社