【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は3日、新型コロナウイルスワクチン接種を完了した渡航者に、現在は原則禁止している不要不急のEU入域を認める規制緩和策を提案した。月内に加盟国の承認を得て、6月から各国で実施することを目指す。
 実現すれば域外から観光目的での渡航もできるようになる。ただ、渡航時のPCR検査や自主隔離を義務付けられたり、EU市民と同様に域内の他国への移動が制限されたりする可能性はある。
 フォンデアライエン欧州委員長は、ツイッターで「EUの観光産業を安全に復活させ、国境を越える友好を再点火させる時だ」と強調した。
 EUは現在、医療従事者などの必要不可欠な入域は認めているが、不要不急の渡航は感染状況が安定していると認定した7カ国の例外を除き禁止。日本や米国は例外対象とはなっていない。 (C)時事通信社