【ニューヨーク時事】米国を拠点とする自動車大手3社の2021年1~3月期決算が5日、出そろった。新型コロナウイルス禍からの景気回復に伴い好調だったが、世界的な半導体不足が4~6月期にさらに悪化すると見込んでいる。
 ゼネラル・モーターズ(GM)は売上高が前年同期から微減の約325億ドル(約3兆5500億円)、純利益は約10倍の30億2200万ドル。フォード・モーターは売上高が5.6%増の362億ドル、純利益は32億6200万ドルと、2四半期ぶりに黒字を回復した。
 半導体不足をめぐり、GMのバーラ最高経営責任者(CEO)は「4~6月期にさらに悪化するが、その後は改善する」と予想。フォードも同四半期の生産が事前計画から半減する見通し。GMは半導体不足が通年で最大20億ドル、フォードは約25億ドルの減益要因になると見込んでいる。
 欧米大手ステランティスは、半導体不足で1~3月期の生産が計画比で11%程度減ったものの、売上高は14.2%増の370億ユーロ(約4兆8500億円)となった。 (C)時事通信社