大型連休明け6日午前の東京株式市場は、米ダウ工業株30種平均の最高値更新を好感し、買いが優勢となった。日経平均株価は一時、前営業日終値からの上昇幅が600円を超えた。午前の終値は578円56銭高の2万9391円19銭。
 米国市場では景気回復期待を背景に、素材株や金融株などが値上がりした。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、鉄鋼や銀行、商社など景気敏感株の上昇が目立った。市場関係者は「日本の連休中に米国株が下落すると警戒して売っていた投資家が買い戻した」(銀行系証券)と指摘した。
 新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言を政府が延長する方針と伝えられたことについては、「延長があり得ると予想していた投資家が多かった」(大手証券)ことから、影響は限定的だった。 (C)時事通信社