【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は6日、オンラインイベントでの演説で、バイデン米政権が支持した、製薬会社が保有する新型コロナウイルスワクチン特許の一時放棄について「協議する用意がある」と表明した。
 その一方で「短期的には全てのワクチン生産国に、輸出を許可し供給網を寸断する措置を避けるよう求める」と強調。ワクチンの世界的普及にはEU以外の生産国の輸出拡大が先だとの認識も示した。米英などを念頭にした発言で、フォンデアライエン氏は「欧州は大規模にワクチンを輸出する世界で唯一の民主主義地域だ」とも訴えた。 (C)時事通信社