【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は7日、中国国有製薬大手、中国医薬集団(シノファーム)が開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認した。治験などから推定される有効性は79%という。中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)のワクチンについても審査中で、近く結果が発表される見通し。
 シノファームのワクチンはすでにアジアやアフリカ、欧州の一部などで使用されているが、WHOの緊急承認により、ワクチン共同調達の国際枠組み「COVAX」を通じた供給も可能になる。これにより、途上国を中心に一段と普及する可能性がある。WHOは同ワクチンについて、保存が容易な不活化タイプで、十分な設備がない場所での使用に向くと評価した。 (C)時事通信社