伊藤忠商事=2022年3月期連結純利益(国際会計基準)は前期比37.0%増の5500億円と過去最高益を見込む。新型コロナウイルスの影響から各事業が回復すると想定する。 
 石井敬太社長はオンラインで記者会見し、今期の事業環境について「コロナのワクチン普及で経済活動は復活し、全てのセグメントが昨年よりもよくなる」と説明し、「最高益を目標にする」と表明した。住生活など複数の事業で一過性利益を見込むほか、保守的に見積もっている鉄鉱石価格が強含む可能性もあるとみている。
 2021年3月期連結決算は減収減益。新型コロナの影響が年間を通じて560億円程度のマイナス要因となったほか、子会社のファミリーマートで245億円の減損損失を計上するなど、510億円の一過性損失が発生した。ただ、各事業ともコロナ影響を最小限に抑え、純利益は前期比19.9%減の4014億円と期初計画を達成した。(C)時事通信社