ローム=2022年3月期連結決算は増収で、営業・経常増益を予想した。新型コロナウイルス感染拡大を受けた巣ごもり需要で、パソコンや民生機器向けの部品が堅調に推移。電気自動車(EV)の市場拡大で関連部品の販売も増加を見込む。純利益は、子会社の吸収合併に伴う税負担の軽減で大きく伸びた前期の反動で減少する見通し。 
 同時発表の中期経営計画では、2年以内に過去最高の売上高を達成し、26年3月期に売上高4700億円(21年3月期は3598億円)を目指す。今期は、産業機器や自動車向けのパワー半導体を中心に、700億円の設備投資を行う。電話で記者会見した松本功社長は「M&Aを含め、5年で4000億円の投資をしていく」と説明した。
 21年3月期は減収増益だった。上半期にコロナ影響で売上高が大きく落ち込んだものの、子会社の吸収合併などで増益となった。(C)時事通信社