SUBARU=2022年3月期連結業績予想(国際会計基準)は、売上高に当たる売上収益が前期比16.6%増の3兆3000億円、営業利益が95.2%増の2000億円、純利益は83.0%増の1400億円。新型コロナウイルスの感染拡大による販売減が響いた前期の反動で、増収増益を見込む。 
 世界販売台数は100万台で、21年3月期の86万台から回復する見通し。主力の北米市場を中心に自動車生産・販売ともコロナ禍前の水準まで戻るという。ただ、世界的な半導体部品の供給不足をめぐる生産調整の影響は見通せていない。中村知美社長は「(今年の)4~5月の減産は年度を通じて挽回する」と語るものの、「いつから確実に回復するとの手応えは出ていない」とも述べた。
 21年3月期連結決算は減収減益。期初はコロナ禍で販売台数が大きく減少。後半は回復傾向に転じたが、年明け以降に顕在化した半導体不足による減産も響いた。
 中村社長は、同社が18年に発表した中期経営計画の進捗(しんちょく)説明も行った。トヨタ自動車と共同開発した電気自動車(EV)専用の車台(プラットフォーム)を採用した新型EV「ソルテラ」について、22年の年央に投入することを明らかにした。日本、米国、欧州、中国で販売する。(C)時事通信社