【台北時事】24日に開幕する世界保健機関(WHO)総会から、今年も台湾が排除される見通しになった。参加申込期限の10日までに、WHOからの招待状が届かなかった。台湾外交部(外務省)の欧江安報道官は11日、「中国が悪意をもって妨害した」との見方を示した上で「台湾人の健康権を踏みにじっている」と中国を強く批判した。
 中国の反対でWHOから排除されている台湾は、新型コロナウイルスの感染拡大を効果的に抑え込んできた経験などを国際社会と共有することで「世界に貢献できる」(蔡英文総統)と、総会へのオブザーバー参加を繰り返し訴えてきた。しかし、2016年の参加を最後に5年連続で参加できない公算が大きくなった。 (C)時事通信社