リクルート(東京)が11日発表した2022年春卒業見込みの大学生の就職内定率(5月1日時点)は、前年同時期を5.6ポイント上回る51.3%となった。今春は、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた昨春のような選考の混乱もなく、コロナ前に就職活動を行った20年卒(51.4%)とほぼ同水準まで回復した。ただ、航空・鉄道、旅行業で採用を絞る企業が多いなど、業種によってばらつきもある。
 今年4月1日時点では内定率が前年同時期を下回っていたが、その後、学生が就職活動の遅れを取り戻したようだ。企業の選考手続きも順調に進んでいる。
 内定を出した企業を業種別に見ると、テレワーク普及や「巣ごもり消費」で好調な情報通信や小売りで伸びが目立つ。一方、外出自粛が直撃した飲食・宿泊は前年同時期を下回っている。 (C)時事通信社