武田薬品工業が11日発表した2021年3月期連結決算は、純利益が前期比8.5倍の3760億円となった。大衆薬子会社の武田コンシューマーヘルスケア(現アリナミン製薬)を米投資ファンドに売却するなど、事業・資産譲渡による利益が膨らんだ。売上収益は2.8%減の3兆1978億円だった。
 非中核事業や資産の売却益は約2300億円に上った。電話会見したクリストフ・ウェバー社長は「売却したのは低成長、低下している事業だ。残っている事業は(成長を)加速化させる」と説明した。 (C)時事通信社