トヨタ自動車は12日、2022年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比2.4%増の2兆3000億円になるとの見通しを発表した。会計基準の変更で単純比較はできないが、過去最高益を計上した18年3月期以来4年ぶりの高水準。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ自動車の販売が各地域で持ち直し、売上高に当たる営業収益は3年ぶりに30兆円に達する見込みだ。
 本業のもうけを示す営業利益は13.8%増の2兆5000億円を予想。ダイハツ工業、日野自動車を含むグループ全体の世界販売台数は6.4%増の1055万台を見込んだ。
 近健太執行役員は12日のオンライン説明会で「日本や北米、欧州、中国は想定より早く(販売が)回復している」と指摘。それ以外の地域についても「遅れてはいるが回復している」と語り、全ての地域で前期より販売台数が増加するとの見通しを示した。 (C)時事通信社