厚生労働省は12日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言延長を受け、例年5月に千鳥ケ淵戦没者墓苑(東京都千代田区)で開かれていた戦没者への拝礼式を中止すると発表した。中止は2年連続。
 同墓苑には第2次世界大戦中に戦死するなどした身元不明の遺骨が37万114柱納められている。2019年の拝礼式には約600人の遺族らが参列し、秋篠宮ご夫妻の長女眞子さまが出席された。
 同墓苑での政府主催式典は8月15日の追悼式のほか、収集事業で見つかった遺骨を納める5月の拝礼式がある。厚労省によると、国内外で新たに見つかった遺骨274柱は今月11日に納骨された。 (C)時事通信社