千葉県などは12日、今夏の東京五輪直前に同県印西市の順天堂大学などを拠点に、米国陸上競技連盟が予定していた合宿の中止が決まったと発表した。新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たず、選手の安全面に懸念があるとして、同陸連が4月中旬に合宿中止を申し入れていた。 
 合宿は、陸上チームが五輪の選手村に入る直前に計画され、選手、スタッフら約120人の参加が想定されていた。成田市、佐倉市の練習施設も使用予定だった。
 米国陸連は、北京で開催された2015年世界選手権の直前に順大で事前合宿を実施。16年に東京五輪の事前合宿を行うことで県などと合意した。
 東京五輪・パラリンピックの前後には、全国の自治体で各国・地域の選手団の合宿や交流活動が予定されているが、新型コロナに対する懸念から中止が相次いでいる。(C)時事通信社