【ワシントン時事】タイ米通商代表部(USTR)代表は12日に議会で証言し、新型コロナウイルスワクチンの特許権の一時放棄に関する交渉で、米国が指導力を発揮すると表明した。国際協調を重視するバイデン政権として、ワクチンの世界的な普及に率先して取り組む姿勢を示した。
 タイ氏は、世界貿易機関(WTO)で議論される特許放棄問題で、米国が賛成に転じたことについて「ワクチンの生産拡大を阻む要因を取り除く」狙いがあると説明。米国がワクチンを独占しているとの批判もある中、米政府と製薬会社は「今すぐ世界を救う手助けをする義務がある」と訴えた。 (C)時事通信社