秋田県の佐竹敬久知事は13日、新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、全国の85.6%に当たる自治体が7月末までに高齢者向け接種を終える見込みだとする政府の調査結果について、「皆ご機嫌伺いで、さば読みのところがいっぱいある」と述べた。県庁内で記者団の取材に答えた。
 佐竹知事は「なるべく早くやれるよう工夫は必要だが、受け付けは電話で何万回線もできない。お年寄りにはインターネットの申請は難しい」と指摘。「(目標達成のため)行政が他の業務をストップして全部ワクチン業務に替える。そこまでやれるのか」と話した。調査では同県の7月末まで終了予定の自治体の割合は56.0%と全国で最も低かった。
 国からは7月末までの接種終了を求められているといい、「『上の指示だからなんとかやってくれ』と言われる。厚労省以外の関係ない省庁から来る。要は総理の顔を立てろということだ」と不満を口にした。 (C)時事通信社