ニコン=2022年3月期連結業績予想は増収、各損益は黒字転換。全セグメントで売り上げが前期を上回る見通し。主力の映像事業で、新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだデジタルカメラの販売回復が見込まれるほか、液晶パネル向け露光装置の受注も堅調に推移する。 
 主力の映像事業では、ミラーレスカメラ製品などのラインアップ拡充や構造改革を進め、今期の黒字転換を目指す。オンラインで記者会見した馬立稔和社長は、「ニコンを再び持続的成長路線に回復させる」と強調した。
 21年3月期は減収、各損益は赤字。営業損益、純損失の赤字は11年ぶりで、過去最大だった。デジカメ市場縮小やコロナ感染拡大による外出機会減少で、期初を中心にカメラ販売の減少が響いた。構造改革など一時費用も利益を押し下げた。(C)時事通信社