三重大病院の薬品発注をめぐる汚職事件で、贈賄罪に問われた小野薬品工業(大阪市)社員の山本裕介(48)、宮田洋希(44)両被告の初公判が14日、津地裁(四宮知彦裁判長)で開かれた。両被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
 検察側は冒頭陳述で、宮田被告が同病院臨床麻酔部副部長だった亀井政孝被告(54)=第三者供賄罪などで起訴=から、「臨床麻酔部の研究費が足りない」「(薬品の使用量で)全国1位を目指そう」と告げられ、同部への寄付を求められたと指摘。山本被告は200万円の寄付を了解した上で、薬品使用量をどれだけ増やせるかを算出する「積み上げ」を宮田被告に指示したと述べた。 (C)時事通信社