阪急阪神ホールディングス=2022年3月期連結決算は増収増益の見通し。新型コロナウイルスによる影響で利用者が激減した主力の鉄道事業などで、一定の需要が回復すると見込んだ。 
 大阪市内で記者会見した大塚順一執行役員は今期について「ワクチン接種が進めば20年度に比べ明るい兆しが見え、黒字化も果たせる」と収益の回復に自信を見せた。
 都市交通事業では、鉄道の利用者がコロナ前の8割程度まで回復するとして、増収増益を見込む。不動産事業でもマンション分譲戸数増加などで増収増益を予想する。宝塚歌劇の公演やプロ野球阪神タイガース主催試合などエンタテインメント事業も入場者数の増加に伴い収益が回復すると見込んだ。
 21年3月期は減収。営業損益は黒字を確保したものの、経常損益、純損益は06年の会社発足以来の初の赤字に転落した。コロナの影響で鉄道、不動産、旅行、エンタメなどで大幅に収益が悪化した。(C)時事通信社