アサヒグループホールディングス=2021年1~3月期の連結決算(国際会計基準)は増収増益。会計基準の変更で単純比較はできないが、持ち株会社へ移行した11年以降、第1四半期として売上収益、利益とも過去最高を更新した。自社製造比率を高めた国内飲料と、オセアニア事業がけん引。新型コロナウイルスの影響で業務用の苦戦が続いた国内酒類、欧州の収益減をカバーした。 
 オセアニア事業は、昨年6月に買収を完了したオーストラリアのビール最大手カールトン・アンド・ユナイテッド・ブルワリーズ(CUB)の連結効果に加え、酒類、飲料とも好調。「新型コロナの影響を、地域間でカバーできる事業体制となった」(広報担当)という。国内酒類は2度目の緊急事態宣言発令で業務用が苦戦したものの、家庭向けは好調だった。
 通期の業績予想に変更はない。(C)時事通信社