三井住友フィナンシャルグループ(FG)=連結純利益は前期比27.1%減の5128億1200万円、三井住友銀行単体の実質業務純益は6651億7300万円(前期6039億5500万円)。与信関係費用は2427億3100万円(496億4300万円)。3月末時点の金融再生法開示債権(不良債権)の残高は6277億円(20年3月末は4286億円)。連結自己資本比率は18.61%。 
 22年3月期の見通しは、連結純利益が17.%増の6000億円、実質業務純益は6150億円。与信関係費用見込み額は1700億円。連結自己資本比率の予想は非開示。
 21年3月期連結の新型コロナウイルス感染症の影響は、業務純益ベースの概算値でマイナス1000億円。国内個人消費の低迷でクレジットカードや消費者金融事業が影響を受けた。与信関係費用は1700億円程度膨らみ、純利益ベースでは1900億円程度の下押し影響があったもよう。コロナ影響を除けば純利益は前期並み水準だった。取引先の流動性資金ニーズに対応した結果、国内の貸出金が大幅に増加し、資金利益は4年ぶりにプラスになった。
 22年3月期連結のコロナ禍によるマイナス影響見通しは業務純益で700億円、与信関係費用で1000億円、純利益で1200億円程度と、前期比縮小を見込む。太田純社長は与信関係費用は「少し余裕を持った数字」と説明した上で、「コロナの影響がどれぐらい長期化するかで変わっていくので注視したい」と語った。(C)時事通信社