政府は17日の成長戦略会議(議長・加藤勝信官房長官)で、新型コロナウイルス感染拡大の長期化に伴う企業支援策について議論した。収益悪化に直面した企業が既に借り入れを増やしていることを踏まえ、返済順位が低い劣後ローンや優先株など、資本に近い性質の資金供給を拡大する方策を検討。今夏にまとめる成長戦略に反映させる。
 会議では「デジタル化への集中投資」や「グリーン成長戦略」をはじめ、成長戦略に盛り込む15の主要項目案も確認。戦略策定に向けた詰めの作業を本格化させる。
 加藤官房長官は席上、戦略の取りまとめへ「デジタル、グリーン、人への投資、経済安全保障をはじめとする課題の解決に向け、具体的な方向性を提示する」と述べた。 (C)時事通信社