東京都は17日、新型コロナウイルスのワクチン接種に専念する診療所に1日当たり17万5000円の協力金を支給すると発表した。かかりつけ医らを活用することで、政府が目標とする7月末までの高齢者への接種完了を目指す。事業費として58億円を補正予算案に盛り込み、都議会定例会に提出する。
 小池百合子知事は記者団に「打ち手の確保を促進し、ワクチン接種を加速していく」と語った。
 協力金は、診療所が1日当たり60回を目安にワクチンを接種する場合に支給。都内約4000カ所で、65歳以上の高齢者接種のおよそ3割に当たる200万回分を実施することを想定している。総務省の調査では、都内の約3分の1の自治体が7月末までに高齢者接種が終わらない見通しとなっていた。 (C)時事通信社